睡眠と自律神経について本腰入れて検査した結果

先日、体調不良になったブログの続きです。

受診先で、この体調不良はどうやら睡眠障害に起因しているのではないかと目星を付けられ、睡眠活動量計をつけて睡眠の状態を診てもらうことになりました。先週、検査結果を聞きに受診してきたので、その話です。

 

非常に睡眠が浅い

今回の検査は時計型の活動量計を7日間装着して、睡眠時の体の動きから睡眠の状態を評価するというもの。Philipsのアクティウォッチという機器を使いました。結果はこんな感じにプリントアウトして渡されるのですが、かなり睡眠が浅いと指摘されました。

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水色で塗りつぶされている部分が寝ている時間帯です。その時間帯の下側に赤色でプロットされている部分が頻繁にあるのですが、これが寝ている間に体が動いている状態=眠りが浅い状態を示しています。私はこの赤い部分が非常に多い、つまり睡眠が浅すぎて疲労回復が追い付いていない状態だと言われました。

日曜日の朝方なんて、寝てるつもりでほぼ起きてるような状態(覚醒状態の緑色の背景に変わってしまっている)らしいです。しかも、睡眠導入剤を飲んでいてこれだから、飲んでいなかったら更に悪い結果だったと思われるとも。

寝つきが悪い・ぐっすり寝られないのが継続的に気になりだして1年以上経っているので、この間にじわじわHPを削られていたのだと…結果を見て思いました。調子を崩すのは急に来たけれど、徐々に調子を落としている実感はあったんです。もっと早く気づいてあげればよかった。漫然と睡眠導入剤飲んでるだけじゃ良くなるわけなかった。

 

自律神経のバランスが振り切っていた

さて、なぜこんな風に睡眠に異常を来すようになったのか。それをある程度説明してくれるのが、睡眠の検査とセットだった自律神経の検査結果です。

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これ、わかりやすくていいですね。レッドゾーン振り切ってます。

興奮をつかさどる交感神経に対し、リラックスをつかさどる副交感神経。心拍の変化から交感神経と副交感神経の強さを求め、交感神経÷副交感神経の数値が示されます。通常は交感神経:副交感神経=1:1なので1なんだそうですが…8を超えている!!どんだけ興奮状態やねん、そりゃ寝れんわw

(あまりに交感神経の働きが強すぎて、自律神経機能の年齢がエラーを起こして24歳という超絶若返りな数字に。エラーなので意味がない数字だそうです、残念)

交感神経が異常に優位になってしまう主な原因はストレスだと言われました。「ストレス→交感神経アゲアゲ→寝れない」という図式。ただ、そのストレスが何なのかというのはまた別の話。今の最優先事項は疲労状態、不眠状態を脱すること。そうして睡眠薬の調整に入っていくのでした。

 

ということで、今は新しく処方された薬で様子を見ているところです。この手の薬物療法って個人的な経験からあまり印象が良くないのですが、処方された薬を見ると、数年前の体調不良の時、回復のきっかけを与えてくれた薬と同じものでした。ご縁を感じるとともに、これでぐっすり寝られるようになるといいなと。

けれども、薬を飲むことが根本的な解決につながるとはなかなか思えない。なぜこんなふうに疲労困憊になってしまったのか色々調べていて、自分でできることで体質改善したいなと思っているところです。今特に気になっているのは割と栄養学的な視点の話です(自然とこのブログ名に回帰してしまった)。次回その話を書きたいなと思います。